脳卒中は、脳血管障害(脳の血管がつまったり切れて出血したり)によって意識障害や神経症状があらわれる病気です。突発的に症状が発生するのが特徴で、処置が遅れると命に関わる大変危険な病気です。
脳の血管が詰まる『脳梗塞』、脳の中で出血が起こる『脳出血』、脳の外側で出血が起こる『くも膜下出血』などがあります。高血圧や糖尿病、肥満の方などは特に注意が必要な病気で、血縁関係に脳卒中の方がいる場合はいない場合に比べて発病リスクが高くなっているようです。
脳卒中の症状
脳卒中の初期症状について正しく理解しておくことはとても重要です。脳卒中の後遺症を少しでも軽くするためには早期治療が必要不可欠で、病気の症状があらわれてから3〜6時間以内に治療を開始することができれば重大な後遺症が残るリスクを軽減できるといわれています。
脳卒中が疑われるような症状がみられた際には、仮に痛みがない場合や痛みがすぐに治まった場合でも速やかに医師の診察を受けることをおすすめします。
@脳梗塞の症状
・身体の半身(特に顔と足)に神経麻痺の症状が起こる
・片眼がぼやける、片眼だけ見えなくなる
・平衡感覚がなくなる
・失語症、けいれん、精神異常など
・突然の激しい頭痛
A脳出血の症状
・基本的に脳梗塞の症状と同じ
・吐き気や嘔吐
・一時的、場合によっては一定時間意識を失う
・血圧が異常に高くなる
Bくも膜下出血の症状
・激しい頭痛(特に後頭部)
・吐き気や嘔吐
・けいれん
・意識障害
※くも膜下出血の場合、24時間以内に再発作がおこることが多いため
症状があらわれたらすぐに救急車を呼んで病院にいくようにしましょう。
脳卒中の予防
脳卒中は、治療よりも予防が大切です。脳卒中の危険因子である高血圧や糖尿病をしっかりとコントロールし、コレステロール値にも注意するようにしてください。煙草も脳卒中の危険因子のひとつになっていますので可能なら禁煙した方がよいでしょう。
運動不足や不規則な生活も良くないので病気予防のためにも適度の運動と規則正しい生活を心がけるようにしてください。