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脳出血 【のうしゆつけつ】

 脳出血とは、脳の血管が破れて出血し脳内に血腫ができてしまう病気のことをいいます。脳出血の原因としてもっとも多いのが高血圧で、脳動脈瘤、脳動静脈奇形などもこの病気の原因になります。

 高血圧から動脈硬化を引き起こすことで血管が脆くなってしまい、内側から圧がかかることによって血管が破れ脳出血が引き起こされます。冬の寒い時期や興奮したときなど血圧が上がった際に動脈瘤の破裂が起こることも多いようです。

 

脳出血の症状

 脳出血の発症は冬場に多く、時間帯も朝と夕方に偏っているようです。突然激しい頭痛やめまい、嘔吐に襲われ、意識障害や半身麻痺、言語障害、感覚麻痺なども症状としてあらわれます。

脳出血の起こった場所が脳のどの部分なのかによって病気の症状が異なってきますが、重症になるほど頭痛や嘔吐、意識障害を伴うようです。なかには昏睡状態に陥ったまま、いびきをかいて死に至るケースも報告されています。

脳出血の症状が軽く済んだ場合でも、後遺症として手足の麻痺や意識障害、言語障害、感覚麻痺や過敏症などが残ることがあります。

 

脳出血の治療

 脳出血の治療には、止血剤や降圧剤、抗脳浮腫剤などの投与によって血圧を下げ出血を止める薬物療法と、手術によって血腫を取り除く脳外科的手術があります。

手術は重症な場合に行われることが多いため、ある程度は術後の後遺症についても覚悟が必要になってきます。基本的には脳出血の程度や血腫が脳内のどこにあるか、大きさや意識障害の度合いなどから総合的に判断して手術に踏み切りますが、生命維持の観点から手術を選択するケースもあるようです。

脳出血の手術後には、言語障害や半身麻痺など重篤な後遺症を軽減する意味でもリハビリを行うことが重要になります。

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